学派ってどうやって決めるの?その4〜クライン派の立場から〜:吉沢伸一氏➕ディスカッション

本動画の概要

精神分析の中には様々な学派が存在しますが、学び始めたばかりの方には自分は何学派があっているんだろう? と悩まれることもあるかもしれません。それでは、それぞれの分析的な臨床家はどのように自身の学派を選んで学んできたのでしょう。この動画では対人関係論、自己心理学、ラカン派、クライン派だと「思しき」(?)、あるいは各学派で学ばれた経験のあるシンポジストの方にこうした学派の選択について、それぞれの経験から語ってもらっています。

本動画はNAPI第5回オンライン相互セミナー(2023.5.28)を録画したものです。

「目次」

学派との出会いと自分自身であること

1.精神分析との出会い―知識編
2.精神分析との出会い―現場編
3.クライン派との出会い―没頭編
4.クライン派との出会い―格闘編
5.学派との対話と自分自身になっていくこと
6.学派を決める諸要因

ディスカッション

学派と社会的な階層について

動画本編

講師紹介

青山学院大学大学院卒業後、主にファミリーメンタルクリニックまつたにで子どもと大人の臨床に携わる。
臨床心理士、公認心理師、子どもの精神分析的心理療法士(サポチル)。
日本心理臨床学会代議員、日本臨床心理士会児童福祉・子育て支援委員。
日本精神分析学会奨励賞受賞(2017)、日本心理臨床学会奨励賞受賞(2022)。
共編著に『子どもの精神分析的セラピストになること―実践と訓練をめぐる情動経験の物語』(金剛出版)、『こころに寄り添うということ―子どもと家族の成長を支える心理臨床』(金剛出版)、共訳書にアルヴァレズ『子どものこころの生きた理解に向けて―発達障害・被虐待児との心理療法の3つのレベル 』(金剛出版)、ハーグリーブス・ヴァーケヴカー編『心的変化を求めて: ベティ・ジョセフ精神分析ワークショップの軌跡』(創元社)などがある。

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