「あるパラノイア事例の自伝的記述についての精神分析的注釈」を読む:増尾徳行氏 2024.03.14 本動画の概要フロイトの五大症例のなかで,シュレーバー論文は独特の位置を占めます。患者本人がその世界観を明晰に語る著作であること。その著作の分析であること。パラノイアの機制に精神力動的な説明を与えたこと。そしてメタサイコロジー改訂の起点となっていることです。【参考資料】はこちらから※パスワ
フロイトを読む:藤山直樹氏 2022.12.24 本動画の概要精神分析を学ぶために先人の書いたものを読む必要があるのは当然です。しかし、フロイトを読むことは、彼が創始者として体験したことが反映されているという意味で独特の意義を持っています。そのガイドとなる講義です。 63分 (さらに…)
S. フロイト「ナルシシズムの導入に向けて」(1914年)を読む:藤井あゆみ氏 2022.06.19 本動画の概要ジークムント・フロイトの1914年の論稿「ナルシシズムの導入にむけて」の概説。精神分析理論へのナルシシズム概念の導入は、フロイトの欲動論および自我論に大きな修正を迫ることになった。はたしてそれはいかなるものだったのだろうか。まずはフロイトのテクストに沿ってナルシシズムの概念の
フロイト『夢解釈』の世界:福本修氏 2022.03.05 本動画の概要Sigmund Freudによる『夢解釈』は、精神分析の出発点と目されて、その生成過程に関しては、Fliessとの文通の中で行なわれた自己分析の文脈で理解されることが多い。それらは、後から振り返って見えることであり、誤りではないが、他の諸々の影響や関係を捨象している。この解説
ヒステリー研究を読む:清野百合氏 2022.02.25 本動画の概要この講義では、S.フロイトとJ.ブロイアーによる著作「ヒステリー研究」を解説します。正式な精神分析の誕生前夜に、フロイトが臨床の場で格闘しながら精神分析の技法や鍵概念を発見していくさまを、一緒に読み解いていきましょう。 54分動画本編https://
少年ハンス(前編):総田純次氏 2021.09.13 本動画の概要最初の子供の分析といわれるハンス少年の生き生きとした言動が魅力の作品です。症例を詳しく読み解いたあと、この論文がフロイトの思想展開に持つ意義、さらにエディプス・コンプレクスなどのフロイトの「理論」の真理とは何かを論じます。 45分動画本編https:
少年ハンス(後編):総田純次氏 2021.09.13 本動画の概要最初の子供の分析といわれるハンス少年の生き生きとした言動が魅力の作品です。症例を詳しく読み解いたあと、この論文がフロイトの思想展開に持つ意義、さらにエディプス・コンプレクスなどのフロイトの「理論」の真理とは何かを論じます。 25分動画本編https:
快原理の彼岸を読む:北村隆人氏 2021.08.25 本動画の概要フロイトは著作『快原理の彼岸』において、攻撃性の源としての「死の欲動」という概念を提唱した。この動画では、攻撃性について考える際のヒントが得られるよう、本著作の発表経緯、主張内容、その後の分析家への影響を、臨床的視点から解説する。 55分動画本編ht